以前に漁火について触れましたが(「江の島と函館山。大森浜と漁火。」)、今回はその写真を紹介。
函館山の頂上と、山の麓に沿って元町から立待岬までの灯りが連なって見えます。
その延長線上、海の上にある白い大きな光の玉が、漁火です。
この時は夜の8時くらいで、漁火は少なかったです。
僕の個人的な感覚では、これからさらに2~3時間後、もしくは日をまたぐ頃が最も漁火が多くなると思います。
撮影場所は、「啄木小公園」というところです。
その名の通り、石川啄木にちなんだ公園です。
彼は函館に住んでいた時期があり、市内には啄木一族の墓もあります。
小公園というだけあって、海沿いにある、道路と浜とに挟まれた細長い小さな公園ですが、階段があって浜に降りられるようになっています。
ここは地元の学生のたまり場になっていて、今の時期は花火で遊んでいる姿をよく見かけます。
僕も学生の時はよくここに来て騒いでいました。
たまり場と言っても、柄の悪い少年が集まるようなところではないのでご心配なく。爽やかな青少年のたまり場です(笑)。
また、この公園には「土方・啄木浪漫館」なるもの(僕は入ったことがありません)が隣接しています。
記念館と公園との共用の駐車場と公衆トイレがありますので、ここでのんびり海を眺めることなどもでき、隠れ観光スポットと言えるのではないでしょうか?
さて、別の場所からの写真をもう一つ、。
こちらは先ほどの場所よりもさらに湯の川寄り、びっくりドンキーのすぐ裏の砂浜からの写真です。
地図を張っておきましょう。
より大きな地図で 啄木小公園~啄木一族の墓 を表示
今日紹介した場所は、民家なども少なく、夜に行っても迷惑のかかりにくい場所です。
この他にも海を眺めるのにいい場所はあると思いますが、初めて行く時は啄木小公園が一番無難だと思います。
今日紹介した漁火は、函館山から見るとさらに綺麗です。
地平線いっぱいに並んだ光の玉は見ものです。
漁師の方が夜遅くに海に出て、一生懸命獲物を捕まえていることを想像すれば、さらに趣深い光景となることでしょう。
それではまた。
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