以前もやっていたんですが、今年に入ってから園芸がちょっとした趣味になりつつあります。
もともと何かを育てるのが好きで、これまで節足動物から哺乳類まで様々なペットを飼ってきました。
園芸に関しては、以前にハーブや観葉植物を育てていた程度です。
熱帯魚にはまっていた時期があったので、水草なら結構詳しいです。
さて、園芸が趣味と言っても、僕はそんなに金をかけてはいません。
土や道具類などはホームセンターでまともな商品を買ってきますが、植物はそのほとんどが100円ショップで購入したものです。
100円ショップにあるのは、一般的に育てやすいと言われているポピュラーな植物が中心です。
ただ、その種類はかなり豊富で、園芸に詳しい人なら知ってて当たり前のものでも、初心者にとっては「こんな植物まで飼えるの?!」と思うものもあります。
さて、前置きが長くなりすぎるといけないので、まずはお気に入りの植物の写真をどうぞ。
これは「ガジュマル」という可愛い名前の、熱帯の植物です。
幹の部分がいかにも熱帯っぽい、独特の形をした植物ですが、これも100円で買いました。
今回で2つ目です。というのも、最初に買ったのは純粋に園芸用としてなのですが、今回のは別の目的からです。
この写真に写っている動物のために買ってきたんです。
これは「オカヤドカリ」といって、同じく熱帯にすむ、陸生のヤドカリです。
先日ホームセンターで無料で配っていたのを、僕の家族がもらってきたものです。
木に登るのが好きで、葉っぱも食べるとのこと。絵的にも合うのではないかと思い、買ってきました。実際、南国のヤシの木に登るヤドカリのようで、お似合いだと思います。
実はこのヤドカリ、天然記念物に指定されているそうです。
ただ、ペットとしてはポピュラーで、愛好家もたくさんいるようです。
面白いのが食事です。
雑食性で野菜から肉までなんでも食べますが、一番の好物がポップコーンなのです。
店の人も勧めてきましたし、愛好家のHPを見てもたいては「ポップコーンがおすすめ」となっています。実際、市販のエサを食わないのでポップコーンを与えたところ、急に元気になってむしゃぶりついていました。
ところで、どちらも熱帯の生き物を、北国である北海道で飼っているわけです。
そして、北海道での動植物飼育でぶつかる壁の一つが寒さです。
冬をどう越すかを考えるのはもちろん、夏に本州ほどの高温と日光を望めないのが園芸をする上では不利なようです。
ヤドカリの方は、やはり冬にヒーターが必須のようです。
ただ、ガジュマルの方は、かなり強靭だとの噂を耳にしました。
マイナスにならない限り冬でも枯れないし、雪をかぶっての越冬を経験し、春に復活したとの報告もありました。
とにかくまあ、ヒーターをつけてヤドカリと一緒に飼うわけですから、問題はないでしょう。
むしろ、このガジュマルは野生では100年以上生きて数10mの大きさになり、ヤドカリの方も10年生きるそうですから、年中暖かくしてやり、成長を楽しみたいと思います。
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