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2012年10月18日木曜日

死亡保険と生存保険

生命保険と言っても、保険金の支払いのタイミングによって種類は2つに分かれます。生命保険の一般的なイメージとしては、加入者が死亡した際に保険金が支払われるものがあります。こちらは生命保険のうちでも「死亡保険」と呼ばれます。

死亡保険は、加入者が死亡した時にのみ保険金が支払われるものです。ですから、死亡せずに満期を迎えても、保険料の返還などはありません。その分、死亡した際の保険金は高額になります。

一方、「生存保険」とは、加入者が死亡せずに満期を迎えた場合には、保険料の返還があるタイプです。このタイプの保険では、加入者の負担が少ない一方で、保険会社は加入者が死亡した際の保険金と、満期での保険料の両方について用意をしておく必要があります。ですから、保険金の額は死亡保険と比べて低くなります。

実際の生命保険の商品は、死亡保険と生存保険の両方を組み合わせたものが一般的です。双方の利点を考え、保険会社がその配分を考えます。生命保険の種類がたくさんあるのも、一つにはこの配分が関係しているのです。

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