生命保険には、保険料の決定について「自然保険料方式」と「平準保険料方式」があります。
生命保険は、基本的には加入する人すべてが平等な保証を受けられることが理想的でしょう。しかし、万が一の事態が起こり、保険金を受け取る確率は、加入者の年齢によって変化するものです。
例えば、若い人と高齢の方が同じ保険に加入したとき、両者が同じ保険料を支払うのは平等ではないでしょう。あまり好ましい表現ではないですが、高齢の方は保険金を受け取る確率は高いです。そう考えれば、高齢の方の方が多めに保険料を支払うのが適切でしょう。
今あげた例のように、年齢によって支払う保険料が変化するのを「自然保険料方式」と言います。若い人が加入した場合、年齢が上がるに従い、保険料が徐々に上がっていくものです。
一方、平準保険料方式については、年齢に関係なく加入者が同じ保険料を支払うものです。この方式では、必要以上に保険料を支払う方への配慮として、満期での保険料の払い戻しなどのサービスがあります。
平準保険料方式については、保険会社はより多くの運用資金を得ることができます。そのため、保険事業の運営に関してメリットが多く、その分優れたサービスを提供することが可能になります。
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