本日は護国神社の紹介から。
まずは地図を。
より大きな地図で 護国神社 を表示
護国神社はロープウェーのすぐ近く、高田屋通を登り切ったところに大きな鳥居が目印です。
階段の横には神社について説明が書かれた看板があります。
函館の観光スポットにはこのような看板がたいてい置かれてあり、読んでみると結構楽しいものです。地元の人間でも知らなかった知識が得られます。
説明によると、箱館戦争の新政府軍の戦没者の慰霊が始まりのようです。
その後、西南戦争、日清戦争~第二次世界大戦までの戦没者を祀ってあります。
すごく歴史のあるというか、歴史の重みを感じさせる説明文だと思います。
鳥居をくぐってまっすぐ進むと、木造の拝殿があります。
境内にはこんな像もあります。
また、拝殿の手前に、横に進む脇道があります。道の前には看板が。
進んでいくと、木や草が鬱蒼と茂っています。
さらに奥にいくと、家一軒たつほどの広場があり、たくさんの墓が並んでいます。
ここには散歩がてら何度か来たことがありますが、写真でみるよりも暗く、ちょっと寂しい雰囲気のところです。周囲は石垣と林に囲まれ、とても静かな場所です。
ちなみに、ここに祀られている人々と戦った旧幕府軍の墓「碧血碑」も函館山の麓にあります。(「身近な大自然『函館山』」参照 )
ただ、当然というかなんと言うか、場所は結構離れています。
境内は綺麗な芝生の広場があります。
函館山の山頂も見えます。
それでは、護国神社を後にしましょう。
石段を降りると、目の前には高田屋通があります。
道の両側や真ん中に木が植えられている、幅の広い通りです。
この道を300mほど進むと、函館の歴史ある二つの店があります。
一つは料亭「冨茂登」、もう一つはお菓子屋である「千秋庵総本家」です。
写真でもわかるように隣接しています。
どちらも年季の入った外観です。ホームページにそれぞれの店の歴史などが載っているのですが、千秋庵は創業万延元年、江戸時代の末期(!)です。
僕は子供の頃からここのお菓子を食べていましたが、こんなにすごい店であることは最近まで知りませんでした。
また、札幌には同じ名前の「札幌千秋庵」というお菓子会社がありますが、ここから暖簾分けしたそうです。また、本州でも有名な北海道のお菓子会社の「六花亭」も、ルーツを辿るとここにたどり着くそうです。本当にびっくりです。
通りに目をやると、道路の真ん中が公園になっています。
この通りの名前の由来にもなった人物の銅像があるので、それを目印に来るといいと思います。
さて、最後にもう一つ、ホテルを紹介します。
「ヴィラコンコルディア リゾート&スパ」というホテルです。
長期滞在型の別荘というコンセプトのホテルです。
詳しい場所については地図を見てもらいたいのですが、実はこのホテルは、先ほど紹介した料亭「冨茂登」と共に、2012年度の北海道版のミシュランのガイドに掲載されたそうです!
ついでに言うと、ミシュランはなにやらいろいろな本を出しているようで、最初に紹介した護国神社もミシュランガイドのひとつに名前が載ったそうです。
というわけで、今回は元町にあるミシュラン掲載店の紹介でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿