函館は津軽海峡を隔てながらも、東北と隣り合っている町です。
実際に、食文化や言葉などは、青森に似ているところがあります。
例えば、函館は訛りがきつめなのですが、イントネーションは津軽弁に近いです。
津軽弁はイントネーションだけでなく、単語自体も独特なので聞きにくいですが、津軽弁を聞くと懐かしい気持ちになります。
街並みなども、函館と青森は非常に似ていると思います。
それはそうと、函館の人が旅をすると言えば、札幌方面に行くか、海を渡って東北か、というパターンが多いです。
僕自身も、札幌には毎年のように行っていましたし、東北は青森、秋田、岩手、宮城と、小さいうちに東北に旅行に行ったことがあります。
なぜいきなり東北の話を始めたかと言えば、三ツ矢サイダーを飲んでいたからです。
三ツ矢サイダーと言えば、宮沢賢治が愛した飲み物として有名です。
その宮沢賢治のふるさとが岩手県というわけです。
なかなか遠回りでしたが、三ツ矢サイダーと東北が結びつきました。
宮沢賢治は個人的に好きなのですが、三ツ矢サイダーと宮沢賢治について知るための観光スポットが岩手県にあります。
ご存じの方もいるかと思いますが、やぶ屋という岩手県にあるお蕎麦屋さんです。
やぶ屋は創業が大正12年(1923年)であり、現在も営業中です。
宮沢賢治は当時、やぶ屋の常連客でありました。
そして、大好きな天ぷらそばと共に、当時はまだ高価な飲み物だったサイダーを必ず注文したそうです。
そのサイダーが三ツ矢サイダーなのです。
三ツ矢サイダーも相当歴史が長いのがわかりますね。
僕はまだやぶ屋を訪ねたことはありませんが、近いうちに行ってみようかと思っています。
また、やぶ屋のある宮沢賢治のふるさとの花巻市には、宮沢賢治にまつわる観光スポットがたくさんあります。
岩手県はわんこそばも有名です。やぶ屋でも食べられます。
宮沢賢治ファンはぜひ一度は訪れてみたい町ですね。
今日飲んだのは三ツ矢クリームサイダーでした。
そういえば、本日は函館で初雪が降りました。
数分間でしたが、吹雪でした。
数年ぶりに函館で冬を迎えたので、ちょっとびっくりしました。
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