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2012年10月28日日曜日

青森県の大間町と函館

函館と縁の深い町に、青森県の最北端の町、大間町があります。

大間と言えば、マグロの産地で有名です。
大間のマグロと言えば、全国でもトップクラスの高値で取引されるブランド品です。
主に関東の飲食店向けに出荷されます。


より大きな地図で 大間と函館 を表示

地図でもわかるように、大間と函館は20kmほどしか離れていません。
函館の港や山の上から、対岸にある大間を見ることもできます。

また、北海道側にも、大間と並ぶマグロの産地があります。
地図でも示しましたが、函館の西に位置する旧戸井町です。
市町村合併により、数年前に函館に編入されましたが、その名前はマグロの産地として今でも有名です。

ただ、大間町と函館市は、現在ある問題に直面しています。
それは、大間にある原発の建築工事が再開されたことです。
函館は先ほども書いた通り、直線距離にして20㎞しか離れていません。
福島原発の事故直後によく耳にしましたが、半径20㎞以内の避難区域に、実は函館の一部が入ってしまうのです。

ただ、青森の港町は、経済面で苦しい状況にあるところばかりで、原発なしでは生きていけない人もたくさんいるのです。
ですから、ここで軽々しく、原発に反対・賛成の議論をするのはやめます。

一方で、函館も決して経済状況が好ましいわけではありません。
北海道全体でも、かなり経済的に苦しい市町村がたくさんあります。
函館は数年前に市長が変わってから、特に観光に力を入れています。
そして、近年は着実に観光客の数が増えていますし、観光地としての知名度も上昇しています。

大間の問題についても、函館に住むものにとっては他人事ではないです。
函館のように、今後成長させていき、経済を立て直すための新たな資源、できればリスクの少ない資源を見いだせればいいと思います。

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